2009-02-22分
国立新美術館の館内にて、加山又造展、
平成20年度第32回
東京五美術大学連合卒業・修了制作展へ行く前のこと。
「第60回 東洋美術学校卒業制作展」なんてポスターが貼って
あった。
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不勉強のため、美術系専門学校というと桑沢デザイン研究所やら、
文化学院、早稲田大学芸術学校などの名前が出せる程度で、
上記の三校にしても学科構成やらは全く頭になかった。
ましてや、東洋美術学校という名を見たときに、専門学校ではなくて
各種学校かと思ったほど、頭になかった。
いただいた資料、ホームページなどを拝見するに、前身は洋裁の学校
だったようだが、60回目の卒業制作展というように結構な歴史があり、
名が世間に知られていてもいいとは思った次第。
だが、そうではないのは、私の不勉強か、それともアーティストは
仕事に学校名を使わない、なんてことなのか。
(その割には、芸大、美大、音大にはブランド大学はあるが。)
で、作品の方だが、水墨画に関する専攻があるためか、水墨画が
あったり、五美術大学よりも幅は広かった。
また、大学よりも、柔らかい感覚があったような気もした。
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なお、この東洋美術学校はホームページを見て知ったが、学芸員の
資格が取れる初めての専門学校であり、いただいた資料によると
ゼミ制度を導入している、というようなことが分かった次第。