2010-07-28(分)
多摩大学湘南キャンパス行われた、大学研究家である
山内太地氏の講演会へ参加。
会場の多摩大学は開学当初、現在の多摩キャンパスに
経営情報学部のみを設置して誕生した大学である。
その後、(おそらくだが...)設置法人の変更で設置した
某女子短期大学を改組して、藤沢市にキャンパスを開設、
グローバルスタディーズ学部(以下、SGS)を設置。
今回の講演会は会場である湘南キャンパスにある、
なんと学長(寺島実郎!!)ゼミに所属するSGSの一学生
宮坂貴彦さんが山内太地氏と学部長をまきこみ
SGS1年、2年生の学生を主な対象者(学外者歓迎!!)
として主催したとのことである。
では、お話の流れ。
前半:講演会
・演題:『大学生活の過ごし方』
・世間からの視点(大人の世界は、例外はあれども、偏差値で大学を見る)
・社会のニーズ(イノベーション(ベンチャー)企業は公務員、銀行、教員と対極にある)
・企業の求める人材と大学教育のギャップ
・就職活動関連の書籍を読んでいては、その著者のレベルまでしか行けない
・「デジタルネガティブ」な学生
・企業が評価できない学生とは「4ない学生」
・「4ない学生」とマンモス私大(早稲田大学の弱み、慶應義塾大学のマイナス的学内学生コネクション)
・「大学生は授業以外で人間形成がなされる」
・授業以外は否定する日本の大学(e.g.慶應義塾大学の学生が授業以外の時を過ごす場所とはどこか?)
・大学に本当に必要な事柄
・コミュニケーション力
・学生時代に学生がすべきこと
・行動力格差問題
・多摩大学SGSの戦い方(強みと弱み)
・他大学の紹介
・「自分」よりも「他人」(スペインとポルトガルの違い、やることの見つけ方)
・貯人
・偶然力
・社会と関わる(メディアの使い方、見られないなら語れ)
・日本大学(湘南キャンパス)、東京農業大学(世田谷キャンパス)、早稲田大学のオープンキャンパスに行け!!
後半:座談会(SGS学部長、学生二人とともに)
テーマ:『SGSの現状と将来』
民間企業出身の学部長から
・かつてといまは違う
・企業が大学に求めていることの実際
・企業は採用の仕方がいろいろある
・企業人的コミュニケーション力と行動力
・達成感を語れる人物の必要性
・東京大学の学生の短所、早慶の学生の短所
学生から
・アルバイトをする学生、アルバイトをしない学生の差異
山内太地から
・人は人を見るとき、どこから見るか
・ブランド
・・・・・・・・・
まぁ、話題はてんこ盛りだった。
なお、このあとの会食では、多摩大学やSGSのあり方の
延長戦、他大学の事情、大学教員のことなどネタ満載。
参加した関係者の皆さん、お疲れさまでした。
・・・
《関連サイト》(主催者、参加者等々)
・
多摩大学(会場)
・
宮坂貴彦さん(主催者)
・
山内太地氏(登壇者)
・
Yoko's Diary (参加者のブログ)