カテゴリ
全体 自己紹介 専修大学 大学 短期大学 高等専門学校 大学院・専攻科 大学・短大めぐり 高等専門学校めぐり 教育と広報 入学試験-大学・短大 リメディアル教育 初年次教育 授業 学会 高等教育問題研究会(FMICS) ワンテーマサロン 公開講座 大学・短大関係イベント 専門学校関係イベント 教育 教育学 講演会 シンポジウム 博覧会・展覧会 読書 イベント メモ 過去の件 日記 未分類 以前の記事
2022年 12月 2020年 12月 2019年 04月 2018年 04月 2017年 04月 2016年 04月 2015年 04月 2014年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 私的リンク
・文部科学省
・国立教育政策研究所 ・科学技術政策研究所 ・文化庁 ・スポーツ庁 ・独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 ・独立行政法人 大学入試センター ・独立行政法人 国立青少年教育振興機構 独立行政法人 国立女性教育会館 ・独立行政法人 教員研修センター ・独立行政法人 科学技術振興機構 ・独立行政法人 日本学術振興会 ・独立行政法人 理化学研究所 ・独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 ・独立行政法人 日本原子力研究開発機構 ・独立行政法人 日本スポーツ振興センター ・独立行政法人 日本学生支援機構 ・独立行政法人 海洋研究開発機構 ・独立行政法人 国立高等専門学校機構 ・独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 ・公益財団法人日弁連法務研究財団 ・一般社団法人ABEST21 ・一般財団法人日本助産評価機構 ・一般財団法人教員養成評価機構 ・一般社団法人日本技術者教育認定機構 ・独立行政法人 国立科学博物館 ・独立行政法人 物質・材料研究機構 ・独立行政法人 防災科学技術研究所 ・独立行政法人 放射線医学総合研究所 ・独立行政法人 国立文化財機構 ・大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 ・大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 ・大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 ・大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ・特殊法人 日本私立学校振興・共済事業団 ・放送大学学園(放送大学) ・社団法人国立大学協会 ・一般社団法人公立大学協会 ・全国公立短期大学協会 ・社団法人日本私立大学連盟 ・日本私立大学協会 ・日本私立短期大学協会 ・公益財団法人私立大学通信教育協会 ・財団法人大学基準協会 ・財団法人日本高等教育評価機構 ・財団法人短期大学基準協会 ・日本学術会議 ・学会名鑑 ・GANET(GAKKAI NETWORK) ・朝日新聞 ・読売新聞 ・毎日新聞 ・日本経済新聞 ・大學新聞 ・高等教育問題研究会(FMICS) ・電脳科学大学(山内太地) ・Prof.Shingi TAKAHASHI ・Call SATO blog site(コール佐藤 / 佐藤壮広先生) ・山田剛史研究室 ・ROOM964 堀田秀吾研究室 ・N.IDEMITSU-Blog ・後期高齢者の星 ・大学の授業を変える会 ・神前悠太の実践キャリアLabo.「受験・就職・人材採用」 ・ライター石渡嶺司のブログ ・little by little and steadily ・誰も真似したいとは思わない世界 ・北九州市立大学、ある学生のBlog ・鳥毛ウサ子 ・サラリーマンになったブログ~“負けもしないが勝てもしない男“ ・☆☆Beautiful Day☆☆ ・★みのりんの食べログ★ ・Ein Brief von mir 最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
画像一覧
|
2008年 09月 11日
自動車産業で有名な愛知県豊田市に愛知工業大学という大学がある。
高校名に大学名が入るけれども、附属校ではなくて同じ学校法人が 設置した大学であり高校であるというだけの関係という、高校野球で 有名な愛知工業大学名電高校(愛工大名電)の大学である。 ちなみに、工業と大学名に入るが、工学部だけの単科大学ではなく、 2000年に工学部経営工学科を改組して設置した経営情報科学部を 有する。 なお来年2009年には、この経営情報科学部を分離改組し、経営学部と 情報科学部を設置する予定とのことである。 以下、愛知工業大学の学部・学科・専攻構成の整理--------------- (大学HP、学生募集要項を参照) 2007年まで ・工学部 ・電気学科(電気工学、電子工学、情報通信工学の3専攻) ・応用化学科(応用化学専攻のみ) ・機械学科(機械工学、知能機械工学の2専攻) ・都市環境学科(土木工学、建築学、建築環境学の3専攻) ・経営情報科学部 ・情報科学科(経営情報システム、コンピュータシステムの2専攻) ・マーケティング情報学科(マーケティング情報専攻のみ) 2008年 ・工学部 ・電気学科(電気工学、電子工学、情報通信工学の3専攻) ・応用化学科(応用化学専攻のみ) ・機械学科(機械工学、知能機械工学の2専攻) ・都市環境学科(土木工学、建築学<建築、住居デザインコース>の2専攻2コース) 経営情報科学部 ・経営学科(経営情報、マーケティング、スポーツマネジメントの3専攻) ・情報科学科(コンピュータシステム、メディア情報の2専攻) 2009年(以下、予定) ・工学部 ・電気学科(電気工学、電子情報工学の2専攻) ・応用化学科(応用化学、バイオ環境化学の2専攻) ・機械学科(機械工学、機械創造の2専攻) ・都市環境学科(土木工学専攻のみ) ・建築学科(建築学、住居デザインの2専攻) ・経営学部 ・経営学科(経営情報システム、ビジネスマネジメント、スポーツマネジメントの3専攻) ・情報科学部 ・情報科学科(コンピュータシステム、メディア情報の2専攻) -------------------------------------------------------------- この大学がユニークなのは一専攻しかない学科でも専攻を置く ということ(例えば2008年までの応用化学科の応用化学専攻)。 また、専攻ごとにちゃんと定員があり、学科でまとめて学生募集を するというわけではなく、入学試験を専攻ごとに取捨選択して やっている点があげられる。 専攻という細かい単位での学生募集については、私が所属している 専修大学の文学部人文学科も専攻ごとに定員を決め、学生募集を 行っている。だが、原則的には、であって、2005年から行っている 3月にある入試では、2007年以降は学科単位で募集をしたり (ただし、出願は学科ではなく、専攻に出願し、合否発表も専攻から 出る)一部の入試で例外もあるのである。 このような愛知工業大学には上に記してあるようにスポーツマネジメント という専攻が2008年に設置されている。 今回注目するのは、このスポーツマネジメント専攻の入学試験。 ・・・ 先ほど書いたように、この大学は専攻ごとに入試を行っている。 2008年のスポーツマネジメント専攻の場合、推薦系の入試では 専攻の設置初年ながら指定校推薦、そしてスポーツ推薦を、 一般入試系では大学独自作問の記述式を1回とマーク式を2回 (うちマーク式の1回は志願者ゼロで正式には実施せず)、そして センター試験を利用した入試を3回実施した、(AIT入学ガイド参照) とのこと。 なお、来年度、経営学部へ改組後の入試については、推薦系は スポーツ推薦だけにまとめてしまい、一般入試系は大学独自作問の 記述式1回、マーク式2回とセンター試験利用を3回行う、とのこと である(学生募集要項参照)。 私は、指定校推薦という入試制度に感心しない。 また、入学許可のための方法や入学後の教育方法などは色々と 考えることはあるが、最初から最後までスポーツで学校生活を おくってきた人間にも大学への道を与えるための方法を考えても いいのでは、と思っている。 これらを踏まえ、スポーツマネジメント専攻の来年度行う入試の 実施方法を見ると、指定校推薦を廃するなど、私にとっては、 いい傾向、であると考える。 しばらくはそう思っていたのだが、学生募集要項の全てのページを よくみて、考え込んでしまった。 ・・・ スポーツマネジメント専攻の募集人員は70人。 その内訳を見ると一般入試系では、記述式とマーク式の大学独自 作問の入学試験(試験は2月と3月の合計3回に分かれる)で17人、 センター試験の利用(3回)で6人を募集という、計23人。 唯一の推薦入試であるスポーツ推薦入試では47人を募集。 つまり、推薦入学者の方が一般入試入学者よりも多いのである。 学科(経営学科のみの学部なので学部と読み替え可)全体で見ると 推薦入試では、学科の全ての定員220人の半数である110人が 推薦入試枠。 大学は5割まで推薦入試で入学させて良いというという文部科学省の 基準は守られているが、なんだか、この基準をすり抜けている感覚が ぬぐえない。 ・・・ ところで、スポーツ(推薦)関係が入学に関して引っかかるのは 小学校から中学校に上がるときに ・中学校からスカウトされる ・スポーツの強い中学校を自ら選んで受験し、入学する 中学校から高校に上がるときに ・高校からスカウトされる ・スポーツの強い高校を自ら選んで受験し、入学する 上記にまたがるようなこととしてスポーツの強い中高一貫校から 声がかかる、あるいは自ら選んで受験し、入学して、一貫指導がある、 というような感覚だろうか。 また、 高校から大学に上がるときにも ・大学からスカウトされる ・スポーツ推薦試験を自ら志願する 以上をまとめると、声がかかるのを利用するか、自ら志願するか、 というような感覚で、どこになるのかという分岐点については3つある (スポーツを利用して、優遇的に入学に絡ませる小学校があれば 4つだが)ことになるだろう。 ・・・ とある予備校の講師は学生時代、スポーツ推薦で高校に入ったが 大学受験では一般入試で受験するという、無謀に近い受験生の 家庭教師をしたことがあるそうだ。 この受験生は中学校時代にスポーツ漬け、そしてスポーツ推薦で 試験がほとんどなかった状態で高校に入学していて、更に高校時代は ほとんど授業に出ずに試合に出ていたということで、小学校6年くらいの レベルからやり直しをさせ、なんとか合格させた、そうである。 ・・・ もし、中学校にスポーツ関係で中高一貫校に入り、今度この専攻の スポーツ推薦を受験して合格してしまえば、ほぼ無試験で大学まで 行ってしまうことになる。 附属ではなく一貫教育校ということから、一応は、勉強が上の学校へ 上がるキィポイントとなっているという慶應義塾大学などを除けば、 このような学生募集は、結果的には大卒という学歴を持った小学生、 中学生、高校生を濫造することになるのではないだろうか。 よって、この学生募集形態は再考するべきだと考える。 確かに、スポーツ漬けだった人間にも、ある程度は大学への道は 開いてやるべき(勉強してきたやつしかいらないというのならば 一般入学試験だけというのも、それはそれで構わないけれど)。 また、入学後にそれなりの教育体制があるというのならばいい、 とは思うが・・・。 ・・・ なお、以上の件に関しては、いつも以上に考えの整理がうまくできていない という状況であるということもあり、今後も似たようなことを書くかもしれない。 その際はお許しを。
by hekich
| 2008-09-11 21:49
| 大学
|
ファン申請 |
||